特別養護老人ホームの対象者

特別養護老人ホームの対象者

特別養護老人ホームは、介護保険法で「介護老人福祉施設」と呼ばれています。そもそも老人ホームは「公的老人施設」と「有料老人施設」とに分類されていて、特別養護老人ホームは公的老人施設に区分されます。なお、「公的老人施設」は特別養護老人ホームのほかに「養護老人ホーム」「軽費老人ホーム」があります。

 

ところで、特別養護老人ホームへ入所できる対象者は、要介護認定された在宅介護が困難な人です。このため、特別養護老人ホームに入所している人は、日常生活の介護や機能訓練、レクリエーションのサービスの提供を受けています。

 

特別養護老人ホームは前述のように「公的老人施設」で、自治体や社会福祉法人が公的補助を受けて運営されています。このため、入所を希望する対象者はものすごく多く、なかなか入所できない状況です。当初は、入所対象者の申し込み順で受け入れてもらえたようですが、現在は介護の度合いや認知症の有無などから優先度を導き、入所対象者を選別しているそうです。

 

ところで、昨今の景気後退で国・地方自治体の財政事情が良くないため、特別養護老人ホームの運営にも影響が出つつあるようです。なお、介護保険制度が施行される前は生活保護を受けた要介護者で在宅介護不可能な対象者が入所できていましたが、平成12年の介護保険制度が施行されてからは生活保護を受ける人では、費用面で特別養護老人ホームに入所できなくなってしまっている施設が増え続けていることも特別養護老人ホームへ入所できない理由のひとつになってしまっているようです。

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