知っておきたい介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの違い

知っておきたい介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの違い

皆さんはご自分の老後についてどうお考えでしょうか?自分の身体が健康で、生活に不自由がない場合はなかなか気になりませんが、いざ、病気やケガになった際に、普段の生活とのギャップに気づく方は多いかと思います。

 

年をとってから身体が不自由になり、介護が必要となった際に、住み慣れた家で介護を受けるのと、環境の整った専門施設で介護を受けるのとはどちらがよいのでしょうか?このあたりは各個人の考え方や好みの問題によるところが大きいと思いますが、そういった趣味嗜好以外の視点から考えてみたいと思います。

 

まず、有料老人ホームの種類についてです。有料老人ホームというと、施設に入るのが当たり前のようですが、近年の様々な需要に合わせて、その業態と定義も多様化しています。

 

近年では従来の施設型のものを「介護付き有料老人ホーム」と呼ぶ一方で、「住宅型有料老人ホーム」と呼ばれるものも現れています。では、この介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの違いは何なのでしょうか?

 

住宅型有料老人ホームが従来の施設と一番異なる部分は、名称に住宅型とあるように、そのロケーションです。介護付き有料老人ホームが施設入所するのに対し、住宅型有料老人ホームは自宅などの住宅にいたまま、訪問介護を受けるケースを指します。この場合、施設への引越しがなく、面識のない人間に囲まれる不安がない分、被介護者にとってはおしなべて精神的な負担が少ない形態といえるでしょう。

 

反面、住宅に介護用設備がない場合が多いので、その分費用もかかります。介護スタッフの移動費用も必要です。介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの違いの中で一番現実的な部分と言えるでしょう。

 

さらに、介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの違いとして大きいのは、緊急対応体制の違いでしょう。住宅型の場合は、夜間や明け方などに緊急事態が発生した際に、専門的な対応を受けられない恐れがあります。命に関わる場合があるかもしれませんし、病気の発作などによって後遺症が残ってしまうかもしれません。

 

このように、老人ホーム選びにあたっては、メリットだけに目を向けず、こうした違いをよく認識した上で、どういう形態が自分のとって納得がいくのかを事前に考えておく必要があるでしょう。

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