高齢者専用の賃貸住宅について

高齢者専用の賃貸住宅について

高齢者のための賃貸住宅については、それぞれの賃貸住宅について簡単にふれました。

 

その中で高専賃(高齢者専用賃貸住宅)は、特に注目されています。高齢者のための賃貸住宅は既に20%を越えた高齢化率は2050年には40%になると予想されて、しかもその受け皿が不足するのが見えています。

 

受け皿の状態は、介護型老人ホームは総量規制されており、介護老人保健施設は入居半年で出なければならなく、特別養護老人ホームは入居に時には何年も待たなければなりません。
また介護療養型病床は全廃されて、医療療病床(現在約25万室)は10万床が廃止されることになっています。

 

もちろん老人ホームも終の住み家としてもよろしいのですが、高専賃も考える価値があると思います。その違いを考えると

 

・有料老人ホームは、食事や入浴などが施設で決められた時間が基本になりますが、高専賃は賃貸住宅ですから、キッチンやお風呂などは個室にあり、自由に入ることも可能です。

 

・高専賃は賃貸住宅ですから、一般的なアパート等と同様に敷金・礼金・仲介手数料を数ヶ月分の費用で入居できますが、有料老人ホームの多くは入居一時金を払う必要があります。一時金は、数百万円から数千万円ぐらいが多いです。

 

・有料老人ホームは利用権を獲得する契約を結びますが、高専賃は賃貸借契約書を結びます。借家人の権利は法律で保護されていますから、仮に事業者が倒産しても、住み続けることは可能です。

 

高専賃では食事を宅配してもらうとか、店屋物をとることも可能です。また、施設にレストランを併設してある場合には、そこで食べることも可能です。
おいしい物を食べるという基本的な欲求は、いくつになっても強いようで、こうしたことが高専賃が選ばれる理由の一つにあげられます。

 

最近の高専賃には、クリニックを併設したり、デイサービスを併設したりと、高齢者のニーズに合った工夫が随所に見られます。
その工夫をいくつか、紹介します。

 

コンシェルジュがいて、周辺の名店のご案内・予約、クリーニングの取次ぎなど暮らしのサポートをして、緊急時には協力医療機関への連絡などもしてくれます。

 

室内に緊急コール装置と見守りセンサーが設置されて、365日の対応が可能で、また相談ボタンを押すと看護士や保健士に健康相談もできます。

 

生活相談室があり、疑問などの質問はもちろんですが、部屋に訪問してプライベートな悩みや思いで話をしたりすることもできます。

 

 

他にも、独自サービスを入居者の声を取り上げ、実現する努力をしている高専賃はこれからもますます多くなってくると思います。期待しましょう。

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