運営補助もあり負担の少ない軽費老人ホームB型

運営補助もあり負担の少ない軽費老人ホームB型

世界でもトップクラスの高齢化社会である日本では、高齢者人口の増加に加え、80代の親を60代の子が経済的に面倒を見るなど、非常に不安定な世帯が急激に増加しています。

 

こうした世帯では、健康であるにもかかわらず、同居の子供が要介護者となってしまうケースもあります。その結果、後期高齢者で経済的余裕が無いにもかかわらず、一人暮らしを余儀なくされることとなり、本人を含め親戚等も皆不安と心配の中で生活することになってしまいます。

 

こうしたケースを踏まえ、非常に低価格もしくは無料で高齢者に住環境を提供する施設として、軽費老人ホームB型の存在があります。これは地方自治体が主体となって運営補助を受けて運営している施設で、介護を必要としないながらも、住宅事情や経済事情などにより自立困難な高齢者を対象に、住居と自炊設備を提供する社会福祉体制のひとつです。

 

他にも給食の出る軽費老人ホームA型という形態がありますが、こちらは給食や炊事作業を行う施設人員の軽費の都合上、B型に比べると経費分の利用料がかかることになります。このため、軽費老人ホームB型の方は、経済的な理由により入居する高齢者の割合が高い傾向にあります。

 

一方で、これらの施設は運営補助を受ける都合上、収支をはじめ、勤務体制や入居者の情報を運営補助負担先に申請する必要があります。こうしたことから、一定の施設水準を保っていることは確かで、軽費老人ホームB型が、低額の施設だからといって、その質まで低いわけではないとも言えます。

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