在宅介護が困難な理由

在宅介護が困難な理由

在宅介護を利用するのか施設を利用するかの選択は、介護保険では「本人の意思を尊重する」としています。


しかし、平成16年7月に厚生労働省は「終末期医療に関する調査等検討会報告書」では、高齢者自身が「住み慣れた自宅で最期を迎えたい」と希望するのは2割に過ぎないと指摘しています。

 

これは、高齢者自身が介護する家族や経済的な負担を懸念して−在宅介護が困難な理由としています。そうなると、前述の通り、「介護保険は「本人の意思を尊重する」」を適用すると、その大半は自宅ではなく老人福祉施設などで過ごさせなければならなくなります。

 

 さらに、介護者が在宅介護が困難な理由と思うようになっていく点は、介護者がいない、住宅改修が必要、在宅だと不安、介護方法がわからないなどが主なものとして挙げられています。 その一方で、施設ではなく住み慣れた自分の家で最期を迎えさせてあげたいなどと表明し−医師や看護婦、介護職員の方々がこう思うことが多いそうです。

 

 ところで、在宅介護をしているある介護人が突然に心身の疲労や経済的負担を在宅介護が困難な理由として挙げ、在宅介護に白旗を上げた場合、自宅から施設へは移動させたくても経済的理由で移動させることができず、結果として高齢者をどうにもしてあげられない一方で、介護者の心身の疲労を一気にピークとさせてしまい、その結果、高齢者は追い込まれた介護者から虐待や暴力などを受けやすい懸念があるのです。

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