グループホームはなぜ10人以下の利用者しか入所できないのか

グループホームはなぜ10人以下の利用者しか入所できないのか

グループホームが、なぜ10人以下の利用者しか受け入れないかご存知でしょうか。福祉施設は日本では絶対的に不足しており、グループホームなどに入所したくてもできない方も多い状態なのですが。

 

なぜ10人以下なのかという1つの理由は、グループホームの基準にあります。グループホームの基準には人員基準・設備基準・運営基準などがありますが、その中の設備基準で1ユニットは5〜9人と定員が定められているのです。もちろんこの基準を守るためという理由もあるのですが、運営を考えても、なぜ10人以下の利用者しか受け入れられないかという理由は存在します。

 

グループホームの職員は、利用者と3対1の割合で配置しなくてはいけません。5人なら2人のスタッフ、9人ならば3人のスタッフを配置しなくてはならないわけですね。10人の利用者を受け入れるとなると、スタッフを4人配置しなければいけないのですが、多くのスタッフを確保するのは人件費を考えても職員を確保する難しさを考えても困難です。

 

実際、1人のスタッフで3人の利用者を見ることは非常に難しいものです。安全を十分に確保するだけでもたいへんですね。グループホームは事故を防ぐためにも、利用者の体調などの変化に気づくためにも少人数であることが望ましいのです。

 

そして最後に、多くのグループホームはそれほど多くの床面積が確保できるわけではありません。介護に必要な設備のためにスペースを割く必要もありますし、なかなか大規模な施設を作ることは難しいわけです。

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